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カウンセラー良子さんの
子育てはなぞとき
内田良子
四六判/上製/184頁/本体価格1,238円/
ISBN4-88049-173-X 
子育ての「どうして?」「どうしたらいいの?」に カウンセラー内田良子さんが贈る 具体的なアドバイス
「子育てのなぞときは、相手の立場に立って考えること、こどもの立場に立って問題を見直すこと…」と著者は提言しています。そのコツをわかりやすく教えてくれる一冊。追いつめるような育児書が多いなか、『ち・お』でおなじみ、お母さんの心を癒してくれるカウンセラー良子さんの最新刊 。
●もくじ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
はじめに 1 小さな心理室から 2 「チック」がはじまったとき 3 登園を嫌がるこども 4 三歳になるまでに…… 5 幼いこどもの理解力 6 深く疲れたこども 7 いじめ 8 こどもを叩く親たち 9 登園拒否をしたこどもたちの10年後 10 先生がいじめる 11 学校のトイレが使えない 12 「学校に行かない」といえないこどもたち 13 それでも続く学校離れ 14 こどもが途方にくれたとき 15 こどもの発言に直面した先生たち 16 こどもが信頼感を抱くとき おわりに −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●著者プロフィール 内田良子(うちだ・りょうこ) 1942年生まれ。心理カウンセラー。73年より東京都内数ヶ所の保健所にて相談活動を続け、2000年まで中野区の佼成病院心理室に勤務。98年から「子ども相談室・モモの部屋」を主宰し、登校拒否、不登校、非行、ひきこもりなどのグループ相談会を開いている。 立教大学非常勤講師、NHKラジオの電話相談「子どもの心相談」アドバイザーとしても活躍中。育児サークル、登校拒否を考える親や市民の会、幼稚園や小学校など、全国各地で講演をおこなう。こどものこころ・からだ・いのちを考える健康BOOK『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』にて「幼い子のこころとくらしQ&A」を好評連載中。
こどものことを厳しく叱ったら、急に「お、お、お、おかあさん」というように最初の音がつまるようになってしまい、その後、どもるようになったという。 吃音がはじまったときの状況を母親が的確に把握していたので、3歳そこそこのこどもを、厳しく叱りすぎ、緊張と不安の中に心理的に放置することは控えるように話し、どもっているときに、いい直しをさせたり、注意をして、しゃべること自体に緊張感をもたせないよう伝え、様子を見ることにした。 「『チック』がはじまったとき」より一部抜粋
大人たちは「三歳までに」という強迫観念にかられながら、文字通り、「三つ子の魂」に四方八方から、教育としつけという大義名分をかざして襲いかかっていきます。 年相応のことができなければ、同年齢のこどもの集まる集団に参加できないという、不安とあせりを若い母親たちに与えるところまできてしまったのでしょうか。 「三歳になるまでに……」より一部抜粋
こどもの側は大人の話をよく聞いており、内容もしっかり理解している場合があります。ただ大人の側が気づいていないだけなのです。 坊やはたぶん、敬愛するお兄ちゃんのことを、お母さんが困った子だと否定的に話すことが、たまらなくてやめてほしかったのでしょう。 「幼いこどもの理解力」より一部抜粋
マニュアル通りに育ってくれないわが子に困惑し、苛立ち、疲れはてているように見えます。疲れてセルフコントロールが効かなくなったところでビシバシこどもを叩いています。 登校拒否にならないために、厳しくこどもをしつけましょうと強者の論理が声高に語られ、ひとり歩きをしています。 「こどもを叩く親たち」より一部抜粋
学校に行きにくい事情があるから、からだに不調が出るのか、からだに不調があるから、学校に行きにくいのか? ハムレットのように悩まれる親御さんが多いようですが、こどもの立場からすればどちらでもいいから、1日も早く休ませてほしいのです。学校から離れ、排泄行為くらいはおびやかされずにしたいのです。 「学校のトイレが使えない」より一部抜粋
こどもたちは、学校が自分たちのためにあるとは感じられなくなっているのです。 学校で教科書にあわせて進むという制約を受けないので、知的好奇心のおもむくところ縦横無尽に興味を広げ、学び取る心と考える人が育っていきます。 「それでも続く学校離れ」より一部抜粋
私はどんな幼いこどもと出会っても、こどもの言葉にならないいい分を聞くように心がけてきました。 すべてのこどもは理解されることを求めており、理解されたときに心の底から安心を得、人への信頼感を抱くのではないでしょうか。 「こどもが信頼感を抱くとき」より一部抜粋
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