TOP 単行本 > 詳細


   
 




2008年6月10日刊行
 
   
どうなる!?  高齢者の医療制度


阿部とも子・保坂展人 共著
A5判並製/112頁/本体価格740円/
ISBN978-4-88049-183-7




この本は「後期高齢者医療制度って、いったい何なんだろう」という疑問に答えるとともに、制度が発足してから明らかになった矛盾点や仰天するような「安楽死のススメ」とも言える「終末期医療」についてふれています。

 今年の秋からは、七五歳以上の患者(後期高齢者)を九〇日以上入院させておくと、病院側の収入が三分の二になるという恐怖の「強制退院・追い出し策」が本格化します。無年金、低年金で保険料を「天引き」されない低所得の人たちの保険証を取り上げるのも、この制度が一年を経過した二〇〇九年四月からです。この本をつくってみて判ったのは、これは「高齢者医療破壊」のための時限爆弾的な「姥捨て山制度」だったということなのです。(「はじめに」より 保坂展人)

昭和三六年に始まった「国民皆保険制度」は半世紀近く経って空気のように当たり前にもなっていました。つい数ヶ月前までは。ところが後期高齢者医療制度の発想は、「いつでも・どこでも・誰でも」保険証一枚でかかれるはずの医療を「七五歳以上の方には別体系でよい、違えてよい」とする差別だと国民は直感しました。
 今、日本中に広がる不信や不安は、「八割方安くなる」と言われていたのに上がってしまった保険料、年金からの一方的な保険料天引き問題に始まりました。さらにこの制度によって受けられる医療が「三文安」であることが次々と明らかになって、「七五歳以上の生命への差別」に改めて怒りがわいてきています。(「おわりに」より 阿部とも子)



目次
第1章 後期高齢者医療制度のココがいけません!
8

こんな医療制度で老後はどうなるのでしょう 保坂展人

16

七五歳で線引き

18

「保険料は大きく変わらない」なんてウソ!

20

保険証が届かない・わかりにくい・保険料の誤徴収

22

急ぎ過ぎた制度の導入

24

低年金者への不公平

26

事務を担当しているのは誰だ!?

28

ああ、なにもかも読み違え!

30

保険料徴収システムに三六六億円!!

32

重度障害者は六五歳から後期高齢者?

34

現役会社員や事業主も保険料倍増?

36

人間ドック補助も廃止?

38

保険料が県によって大きく違う

40

格差解消のウソとカラクリ!

42

実態をつかんでいない厚生労働省

44

後期高齢者の入院は九〇日まで?

46

突然の年金からの天引き!

48

「メタボ健診」で支援金増減!


第2章 新「国民皆保険」で支えあう老後を
◆講演  「格差社会と後期高齢者医療制度」より
  阿部とも子
52

知らない「ふふふ」の福田さん

54

死んでもらうための制度

56

月に六〇〇〇円の「かかりつけ医」

58

限定的な治療しかできない

60

反発を恐れて「一年凍結」

63

高齢者の「たらい回し」

64

在宅での孤独死が増える!?

67

金か死かの在宅医療

70

「老人保健制度」と「姥捨て山村制度」

75

利用される健康志向


◆阿部とも子さんとの対談の前に 保坂展人

◆対談  「医療や教育にもっとお金をかけていい」
 阿部とも子&保坂展人
86

厚生労働省には感謝の声が??

90

七四歳までの? 扶養家族

91

老人福祉法の精神は捨てられた

94

小泉さんが仕掛けた時限爆弾

96

「国民皆保険」の見直しを

99

「延命やめますか」に二〇〇〇円

101

もう道路はいいじゃないですか





資料 あなたは亡国論派? 立国論派?
/高齢者をめぐる医療保険制度の動き

おわりに     阿部とも子


 
   
 

▲PAGE TOP







© 2003 ジャパンマシニスト社 ALL RIGHTS RESERVED.
(株)ジャパンマシニスト社 〒160-0008 東京都新宿区三栄町9
TEL.0120-965-344 Fax.042-860-5433
jm@mbi.nifty.com