38年間の養護教員生活を退職。その大半を東京の“下町”で、
夜間定時制高校の生徒たちと過ごし、“何でもあり”の日々―
頻発する「小事件」に、「会議」の連続。駆けずり回っていた現役
時代が懐かしい。それもなんだか遠い過去の出来事だったようにも
感じる今日この頃です。
“フリーの身”となっての「お楽しみ」に浸ったのも束の間。一
人っ子の私に、老親二人の遠隔地介護がついに……です。医療や福
祉・介護の問題に直面。「個人」「家族」が責任を負わされてしま
う現実。「いい娘」「いい介護者」であることにも限界がありま
す。気持ちに“ゆとり”があって「優しさ」も取り戻せるのですよ
ね。“手抜き”と“気分転換”が目下、私の課題。久々に親子の葛
藤に揺れる不思議な情感を体験真っ最中です。
『ち・お』も15周年。厳しい業界にあってなかなかのもので
す。読者の皆さんが、大切にしてくださっていることに感謝です。
社会構造に目を向け、価値観を見直そうという雑誌であることが
『ち・お』ブランドでしょう。どうか今後とも『ち・お』を応援し
ていただけますように。 |